Life is full of wonder

日々の徒然、独り言。

悪癖

私は、決して物を粗末に扱うつもりはない。

買い物の度に一生、あるいは壊れるまで使うと思って買う。

それなのに、一年も経つとなぜか気が変わってしまう。飽きてしまったり、違和感を抱くのだ。

質なのか、デザインなのか、機能なのか、何がダメなのかと常に問うてみるが、明確な答えはない。ただ色褪せて見えて使う気になれない。

それならばと無理してハイブランドの物を買ったのだが、それでもその悪癖は変わらなかった。

全てにおいてそうならばまだいい。諦めもつく。なのにごく稀に、長く手元におけるものがある。一目惚れの度合い?金額?質?ブランド?ライフスタイルに合うかどうか?長く愛せるものとそうでないもの。その違いとは何なのか。未だにわからない。

ただ、わからないなりに、私のクローゼットには少しづつ愛用のものが増えつつある。もう少ししたら何かしら共通する理由が見つかるかもしれない。そうしたら私も無駄な買い物をしなくても済む。早くこの悪癖が治るようにと願い続けて幾星霜…いったい幾らつぎ込んだか(私の収入の割合として)情けない。

とりあえずの防護策としては、新しいものを見ないことを心がけている。ウィンドウショッピングも大好きだが、近年は控えている。ネットショップを見るのも出来るだけ控えようと思っているが、ついついスマートフォンを見てしまう。便利なようで、購買意欲を刺激されるのは私にとっては良いことではない。やはり情報を遮断する必要がある。

今年も半分を過ぎてひと月経つが、改めてネットショップにはあまり時間を割かないようにしようと誓うのだった。