360日の自分のために
ドライヤーを買い換えた。
以前のものは調子が悪くなっていたからだ。
そもそもドライヤーがあまり好きではなく、面倒で使わなかった。
だからこそ、毎日使いたくなるような、ちょっと贅沢なものを選んだ。
ここ数日、ちょっと欲しいものがあった。
お出かけの時に必要な、着物の羽織もの。
なかなかこれというものが見つからなくて何日もネットで探し続けて、その労力が一体何なんだろうと、ふと思った。
新年から、とは行かなかったが、立春を機に、特別な日の装いの物も買うのはもうやめたい、と思った。
一年365日の、例えば特別な五日間のために、私は一体どれだけのお金を、時間を、気持ちを費やしてきただろう。
しかし、今まではその五日間のために
頑張ってきた。
でも、今は違う。
本当の私は、残りの360日に生きていることが、やっと、やっとわかったのだ。
だから、私は、特別な日のための羽織ものを買わずに、とびきりステキなドライヤーを、今日、買った。
それは、一度使ったらクローゼットに仕舞われることはなく、今日も、明日も、そしてまた明後日も使うことが出来るのだ。
その楽しさをようやく知った。
これまで面倒だった髪を乾かす手間が、こんなにも待ち遠しいなんて。
嘘みたい。
オーガニックにご縁がなかった
その後、やはり気になって、再度オーガニック衣類のお店に行きました。
買う気満々で行ったのですが、
結局何も買えずに終わりました。
ブラジャーが欲しかったのですが、
サイズ展開があまりなく、
フィットしなかったんです。
それでも、ここで買いたい!という
気持ちで、一番合うもの(それでもあってはいない)を買うつもりでした。
でも、その店員さんは、きっと
プロ意識の高い方だったのでしょうね、
サイズが合わないならと、別の
ブランドのものを勧めて下さった。
でも、私は今はサイズは微妙でも、
そのお店で買いたかったんです。
店員さんの優しさと、私の求めるものが違って、結局何も買えず…
そのまま帰りました。
多分そのお店には、あんまり縁が
ないのかもしれない、そう思って
私のオーガニックライフは
あっという間に終わりました。
オーガニックの衣類
もうペースの早い流行には疲れたし、手元にあるものでおしゃれを楽しもうと思って、お買い物も控えていました。
でも先日、タオルを見ようとオーガニック衣料のお店に入って、置いてあったニットに袖を通したら、あまりの気持ち良さに衝動買いしてしまった!のです。
あったかい。
柔らかい。
優しい。
まさかそういう基準で服を選ぶ日が
来るとは…
しかも、かなりオーガニックの衣類に
興味を持ってしまい、
こっちで散財の気配…あーあ。
好み
今さらながら、自分の選択の偏りに気が付いた。
スカートは、ボリュームがあり、ハリのある生地のロングが好きだと思っていた。
似合うとも思う。
しかし、手が伸びるのは、意外にもふんわりとして、しなやかで、薄い生地のものだ。
好みと、良く着るものが違うって、どういうことなんだろう。
もしかして、着ていて楽だからなのだろうか。
生まれてこの方、楽という基準で出かける時に着る服を選んだことはなかったのだが、やはり年齢がそういう条件を求めているのかも。
ハリのあるスカートたちは、クローゼットの奥で眠っていて、あまり出番がない。
ユニクロのオーバーサイズダウン
ユニクロのオーバーサイズダウン。
このサイズ感、着物に合わせられる!
自分用に色違いの赤を買いました。
オンラインショップで購入したのが
今日届いたので、早速着物の上から
羽織ってみる。あらやっぱりいい感じ。
赤い道行もあることだし、
赤いコートも良いでしょ?
草履贈呈
冬用の草履というものを見たことがなかった母は、びっくりして、そして喜んでくれました。
良かった!