Life is full of wonder

日々の徒然、独り言。

お盆

お盆ももうすぐ終わる。

毎年この時期は仕事の繁忙期と重なり、ただ忙しいという記憶しかない。

しかし今年は、初夏に副業を辞めて少し余裕があったので、同窓会に出席してみた。

急に決まったらしく、参加者は少なかったが、担任の教師が招かれており、私は何十年かぶりに会うことが出来て楽しかった。

色々話してわかったのは、その教師はやはりちょっと変わった人だったということだ。

高校生だった私のには、そこまでの比較対象がなかったが、それでもちょっと変わった面白い教師だとは思っていた。

しかしこの歳になって改めて考えても、やはり面白い人で、その教師が担当してくれた一年間はその後の私の人格形成に深く影響を与えた。

また、文化祭などの行事にやたら頑張る人で、その熱心な指導の元に取り組んだ影絵の上映は、高校生活の中で鮮明な記憶になっている。

同窓会ではそのフィルムが上映され、懐かしかった。

私は、その影絵に使われる、大きな木の切り抜きを担当した。重要なシーンで何度となく使われるため、私も張り切って取り組んだが、特に細かくて時間がかかった。そのシーンを見ると、誰もが私の努力を覚えていてくれて、ちょっとこそばゆかった。

翌日は早朝から仕事のため、早々に帰宅したが、楽しいひと時だった。

お盆をこんな風に過ごすのも悪くないものだ。